障がいについて
 国語辞典  [ 障がい ]

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障害・障碍 【しょうがい】 新語辞典
〔「障がい」と表記する場; ...


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障害・障碍

【しょうがい】

〔「障がい」と表記する場合もある〕
(1)物事の成立や進行の邪魔をするもの。また,妨げること。
(2)身体の器官が何らかの原因によって十分な機能を果たさないこと。また,そのような状態。
(3)個人の特質としての機能障害(impairment),そのために生ずる制約としての能力低下(disability),その社会的結果である社会的不利(handicaps)を包括する概念。
goo

辞書 より
私は去年2005年の8月にダウン症と診断された子供の母親になりました。障がい児の母親になることに心を痛めてしまった時期がありました。このHPを作成するまでの1年、どちらかと言うと障がいと言うより先天性で持って生まれてきた病気との戦いの方が多くて障がい者であると言う意識はまったく感じなかったのが本音です。病気は手術をしたり治療を受けたり通院・入院で治る場合もありますが、障がいとは一生のお付き合いです。もう、覚悟を決めてのりこたんの育児をしているうちに、障がいを持っている事もダウン症であることも全てりこたんの‘個性’と思えるようになりました。各都道府県で障害という字を障がいと表記すると言う懸案が可決し実行してるいるところと今すすめているところがあります。私も自分の子供は宝であり、いつも親の師匠は子供達と考えているので絶対【害】(がい)ではないので、障がいと表すことに賛成し私もそのように使わせていただこうと考えています。中一の長女も作文に「障がい」と言う表記で書いてくれました。また、私が明るく楽しくダウンちゃんママをやっていけるようになったひとつの理由でもあり私を元気つけてくれたブログはここにいらっしゃる方全てがご存知のりこすたいる≠フりこちゃんのママsatoさんは、サバイバーと呼んでおられます。また、私の憧れでもあり障がいのある息子さんをかけがいのない宝物として読み手をいつも感動させてくださるほっとあっぷるてぃ≠フRYO君のママmayさんもやはりサバイバーと呼んでいます。障がいの事をステキに受け止めた紹介の記事をお書きになっています。彼女達だけでなくたくさんの障がいを持った方持ったお子様をお持ちのお父さんお母さん達と私は是非、心で繋がって励ましあい応援しあっていきたいと思います。ならば、この障がいと言う‘個性’は決して害なのではなく、神様が与えたやっぱり宝物なのでしょう。 辛い日もあるけど、楽しい事のほうがきっと多いから、楽しい事のほうをまっすぐ見つめて生きていきましょう!一緒に頑張りましょう!                               
ファンタジア
生後5日目 りこたん
生後9日目 ダウン症の検査血液採取の痕

毎日新聞 2005年9月18日より転載

毎日新聞の調べでは、全国でこれまで30県市町以上、うち北海道内では10市町以上が、ひらがなに改めていた。ここ2、3年、その動きは顕著で、国の障害者基本計画策定(03〜12年度)に伴って自治体で計画を立てる際、変更するケースが多い。「害」の字は「公害」「害悪」など良くないイメージがあるというのが主な理由だ。

 埼玉県新座市では今年4月から条例改正して、固有名詞や国の法令などを除き「害」をひらがな表記にした。市役所に来ていた主婦(33)は「(表記変更は)気づきませんでした。障害を持つ当事者のことを考えて変えたんでしょうからいいんじゃないですか」と話す。

 福島県は障害者計画策定の際、当事者団体に意見を聞いた。「どちらともいえない」が5割、「変えたほうがいい」は4割だったが、「1人でも差別感や不快な思いがあるなら」と変更した。

 変更した自治体も、PRなどの特別な計算計上はほとんどしておらず、広報やパンフレットなど市民が目にするものを中心に変えているようだ。ベストな表記ではないが「過渡期」(札幌市)「市民に考えてもらうきっかけになれば」(奈良市)ということが多い

本来は……障碍者

 埼玉県立大学の丸山一郎教授によると、「障害者」という表記は、1949年の「身体障害者福祉法」の制定を機に一般的に使われるようになった。
 その前から使われていた「障碍(しょうがい)」の「碍」が、当用漢字の制限を受けて使用できないため、同じの音読みの「害」があてられたが「誤用だったのではないか」と丸山教授は指摘する。「碍」の本字は「石へん」に「疑う」で、大きな岩を前に人が思案し悩んでいる様子を示したもの。「さまたげ」などの意味を持つ「障」と同じ意味の「碍」を重ねたものだった。

静岡県立大学の石川准教授 「『障害者』がいい言葉ではないという点では一致している。自治体が、ひらがなに変えるというのは『害』に違和感があるということを伝えたいということで評価できる」と話す。

社会福祉法人プロップステーションの竹中ナミさん
は障害者を「チャレンジド(神から挑戦という課題を与えられた)」と表現し「言葉を変えると意識や社会のシステムも変わる。障害者の表記をひらがなに変える動きは意識が変わるプロセス」とみる。
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